新竜丸
曳船兼海難救助船兼作業船(698t)
新竜丸は、DPS(自動船位保持システム)を搭載した多目的作業船です。長年にわたる海洋調査プロジェクトへの参加を通じて培われた運用実績を持ち、AUV(自律型海中航行機)の支援母船としても機能します。
現場の条件に応じた確実な対応により、信頼性の高い作業遂行を支えてきました。
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船体主要寸法
全長60.98m、幅11.80m、深さ5.45m、満載喫水4.60m
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乗組員
10名(甲板部4名 機関部4名 無線部1名 司厨1名)
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航行区域
近海区域(国際航海)
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DPS
KONGSBERG DP ClassI
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推進機
NIIGATA ZP-31CP 4翼CPP×2
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スラスター
バウスラスター8.2t×1
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主機
NIIGATA 6L28HX 2,000PS×2基(A重油)
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発電機
YANMAR 6HAL2-HTN 359PS×2基
新竜丸が担う役割
AUV 母船機能(自律型無人潜水機の運用支援)
水深3,000mまで対応可能な自律型無人潜水機(AUV)「Deep-1」の母船として、投入・揚収装置(LARSシステム)およびAUVコントロールルームを搭載し、洋上からの運用を支援します。
Deep-1はマルチビーム測深機(MBES)やサブボトムプロファイラー(SBP)等の調査機器を搭載し、海底地形調査・地質探査・海底資源調査などを自律航行で実施する無人潜水機です。母船側で投入・揚収からミッション管制・データ回収までを一貫して対応します。
DP(自動船位保持装置 / Dynamic Positioning)
スラスター・プロペラ・舵をコンピュータ制御で統合し、アンカーを使わずに船舶の位置・船首方位を自動保持する装置。AUVの投入・揚収時や調査海域での待機など、精密な定点保持が求められるオペレーションに不可欠。
Z-Peller(Z型全旋回推進器)& スラスター
Z型駆動方式のアジマススラスターとスラスターを搭載。推力方向を自在に制御できるため、高い操船性を実現し、DP装置との連動による精密な船位保持にも対応します。狭水域での機動的な操船や、調査海域での安定した船位維持に貢献します。
曳航設備(トーイングウインチ)
台船や構造物の海上曳航に対応するトーイングウインチを装備。曳航索の繰り出し・巻き取りと張力制御を行い、安全かつ安定した曳航オペレーションを実現します。
甲板スペース
資機材の積載・仮置き・作業スペースとして柔軟に活用できる甲板面積を備えています。
AUV関連機材の搭載・整備スペースとしてはもちろん、多目的な洋上作業にも対応可能です。
居住設備(最大40名収容)
プロジェクト要員を含め最大40名を収容可能。AUV調査のオペレーター・技術者に加え、客先の調査要員も乗船でき、洋上での長期調査プロジェクトに対応する居住環境を備えています。
特徴
新竜丸最大の特徴は、DPSを搭載し、海洋調査中の定点保持やオートトラックが可能な点です。潮流・風の影響を受けながらも指定座標に留まり続ける能力は、ROV・AUV運用や海底機器の設置・回収に不可欠です。
AUV「Deep-1」の支援母船としての運用実績を持ち、自律移動による海底精密地形調査や各種センサー計測に対応できます。船内にはAUVの投入・回収に必要な設備を備え、遠洋海域での長期間にわたる調査計画に沿った運用が可能です。
長期間の遠洋連続調査に必要な人員・設備を船内に収容・運用できる体制を備えています。
WORKS
新竜丸による
プロジェクト実績
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AUV地形調査
水中ドローン(AUV)を用いて海底地形調査を行います。
調査海域に水中ドローン(AUV)を投入します。船員は投入作業を補助します。
※ロボット操作:専門チームが乗船し行います。
水中ドローン(AUV)が自力で地形データを収集したあと、これを回収します。船員は回収作業を補助します。

水中ドローン(AUV)による海底地形データ(イメージ) CLOSE
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サルベージ
故障・座礁した船舶を、指定の港まで曳航します。
サルベージ要請連絡を受けたら直ちに準備をはじめ現場に向け出港します。
現地到着後、甲板・機関全員で作業します。相手船に乗り移り、曳航索を取り付けます。
小型艇に乗る船員
船舶を目的地まで曳航します。
大型船舶を曳航することもあります。
荒れた海域での作業もあります。
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