船員インタビュー

機関部 機関長

転職のきっかけは何ですか?

公務員だったんですけど、
60歳から再任用制度で降格するという話はあったんですけど、
早めに早期退職して新しい職場にチャレンジしたいという気持ちで、
転職を決意しました。

職務・年齢を教えてください。

機関長やっています。59歳。

転職のきっかけは何ですか?

公務員だったんですけど、60歳から再任用制度で降格するという話はあったんですけど、
早めに早期退職して新しい職場にチャレンジしたいという気持ちで、転職を決意しました。

転職する前はどんな船に乗っていましたか。

漁業調査船です。

転職するにあたって、不安だったことってあると思うんですけど、どんなところが不安要素でしたか?

やはり人間関係ですね。
仕事的には同じような内容だと思うんで、そんなに不安はなかったんですけど、
民間ということで、周りの人とうまくやっていけるかなという事が不安でした。

船内の雰囲気はどうですか?

約1年で3隻回ったんですけど、どの船も親切に教えてくれるので、新しいことも覚えて、問題はないです。

船内の食事はどうですか?

食事は最高ですね(笑)。ホテル並みです。

(本船はビュッフェなので、)量の調整はご自身でされていますか?バランスとか。

そうですね。いろんな種類があるので。
バランスを取るように心掛けています。

船内および陸上での休暇は充分に取れていますか。

そうですね。カミさんにこき使われています(笑)。

陸上でのお休みの時ですね。

パソコンはどのくらいのレベルが必要ですか?

そうですね。
やっぱりワード・エクセル。
機関長になるといろんな報告書を出さなければならないので、
それらは完全に使えなければ駄目だと思いますね。

休憩時間や業務終了後はどのように過ごしていますか?

テレビを見たり、本を読んだりしています。

下船期間中の休暇は何をしていますか。

家の手入れとか、燻製作り。
ベーコン。スモークサーモンなど。

へえ~!

結構評判いいんですよ。
1週間塩漬けして、塩抜きして、乾燥して、燻すんです。
10日~2週間かかります。燻すのは1日で終わります。
仲間がいれば、ゴルフ行きます。

どのぐらいですか。

今ならシングル手前で、12です。
ハンディキャップ12です。
自分たちの仲間でやっている。
80中から後半ぐらいですね。
三十代からやっています。地元安いんですよ。
5000円ぐらいで1ラウンド回れます。

北海道は、ゴルフできる時期が限られてますもんね。

そうですね、はい。

転職して良かったですか?

はい、良かったと思います。

入社の時に説明をさせてもらいましたが、入社後説明と違うと感じる点はないですか?

特に思い当たることはないです。

エンジンで電気関係でもいいですし、こんな講習あったほうがいいなというのはありますか?

やはり今コンピューターの時代なので、
DP、DPと言うけれどエンジンが正常に作動しなければDP使えませんから。
エンジンもコンピューター化しているので、そのへんの研修なり講習なり、
若い人は受けたほうがいいなと思います。

具体的にはどういったものですか?

エンジンにはいろんなセンサーが付いていて、
監視モニターではいろいろな信号が伝わって表示されます。
また、操縦関係。
船の推進に関係のあるほうのコンピューターが本船は2つあるんですよ。
そういった監視装置の講習。DPを介する操縦装置の講習ですね。
トラブルがあった時に何が原因かということも見れるようにした方がいいですね。

(船も)電子化が進んでいるので、どこまで(機関部が対応)出来るか問われている所があると思うんですよね。

トラブルの特定がある程度絞り込めるので、
直らなくてもある程度メーカーさんも何を用意して船に行けばいいかという、
用意が出来る。

メーカーの技師が船に期待することとして、若手も含めてエンジニアについて、
電気関係に関しては、切り分けができてくれればよいので、
リレーのチェックが出来れば充分ですよという事を話しています。
これチェックしてくれとこれチェックしてくれという所だけ。
この意識と、機関長の問題意識は離れてますか?


いや、離れてないです。要は回路図を理解できて、
どこにあるかという事を理解できると、番号…リレーを取り換えてくださいとか、
そういう事は出来るようになると思います。

若手に、「リレーを変えて」と言うと抵抗を持っている人は多いですか?

多いです。電気に関しては。
しかし若い人は自分からそういうものを見ようというのがないので、
講習を受けさせて、興味を持ってもらう。

それは、メーカーの電気信号の講習があるか調べることなんですけど、
基本的な電気の講習がいいのか、それとも一般的なことがいいのか…。


即戦力です。もちろん機関部には海技試験もあるので、
1からやる必要はないと思います。
実際その船で違いますし、同じ監視装置を使っていてもエンジンが違いますし、
その船その船にメンテナンスしている人に、実地的に教えてもらう。

どこまで機関部がタッチするかという事ですね。

そうですね。
ドックの間が一番いいと思うんですけど。

メーカーさんが整備に来る時に補助的に若い人に整備をさせながら覚えさせる。
どういうものかという流れを。
そして興味を持った人間はさらなるステップアップというのが…
本当に電気に関しては駄目な人は駄目ですから。
電気は一つ間違えてショートしてさせてしまうとぶわっと焼けてしまうんで。
皆が怖がってしまう。
ビリビリ来るという事ではなく、電気は接続を間違えると違う所まで
トラブルがいってしまうという…なかなか触りたがらない。

まあ、多分そこが課題になりますよね。皆がそこを触らなかったら解決しない。

今は車のエンジンが壊れても動かないという事がない。
今は全部基盤で操作されているので、
そっちの方のトラブルが結構あると思うんです。
それと同じで、船もだいぶコンピューター化になっています。
エンジンは決められたメンテナンスをすれば、
機械は昔と違って壊れなくなっています。
電気系統が振動とか熱とか、環境ですね。
そういう所で何年かでダメになるものもあるし、
サイクル寿命が環境とかで若干変わってくるんです。
古くなるとそういうトラブルが出だすと。

またどこが壊れるか分からないですもんね。壊れた基盤ごとを取り換えるという…。

それも一つの方法ですね。
どこに基盤があって、取り換える為にどういう手順が必要ですよという事が理解できる人がいたら、
これは出来ます。はい。