船員インタビュー

機関部 二等機関士(インタビュー時三等機関士)

転職して良かったですか?

「それは思う所がありますね。
分からない事があっても、自分で調べて、結論的に分からなかったんで教えて下さいと言ったら、誰も文句を言わずに
“これはこうだからこうした方がいい”と教えてくれるので、
すごいエンジニアとして腕を磨けるというか…勉強になるのでありがたいです。」

職務・年齢を教えてください。

23歳、三等機関士やっています。

※現在:二等機関士

転職のきっかけを教えてください。

転職のきっかけは人間関係と、会社との意見との不一致ですが、人間関係が大きかったですね。

転職前はどのような船に乗ってましたか?

ケミカル船に乗っていました。

人間関係が一番の理由で転職しようと思って、不安だった要素はなんですか?

やっぱり人間関係を一から構築するのが不安だったですし、
あと、知り合いがいないというのも不安要素になりますね。

そんな中で私どもに興味を持ってもらったきっかけは何ですか?

興味を持った点は、ホームページがすごく充実していて、海洋調査という点でも興味を持ったので、「あ、こういう会社もあるんだ」と興味を持ちました。

実際に乗船してみて、人間関係の不安はどうでしたか?


不安という不安は…皆さん優しいので、不安は無かったんですけど、
ただ内航でずっとケミカルタンカーに乗っていて、
今までやっていなかったことを船でやるようになって、
「これ、一人でやったことがない」とか、
「みんなでやったことがあるけれど一人でやったことがない」と自信がない事があって、
戸惑う事があって、でも皆さん優しく助けてくれたので、
今なんとか(笑)やらせてもらってます。

最初の船舶で、歳の近い機関部のメンバーもいたのかな?

はい。

近い年齢層の人が乗ってるというのも大きな要素なのかな。それはあまり関係ないのかな。

僕個人としては、話しやすい人がいるというのはやりやすかったですし、
仲良くなって、色々話していたら、
「(共栄マリンは)歳の近い人がいて、話しやすいし相談しやすいので、良かった」
という事も聞いたので。
歳が近い人がいるのは、いいところもあるんではないかと思います。

船内の雰囲気は悪くないというところなのかな。

そうですね、悪くないと思います。

食事はどうですか?

食事は、
基本的には美味しいです(笑)。
ちょっと…人によって、ハイ、あの…。
魚料理とか、肉料理が多かったりするのはあるんですけど、
基本的に皆さん料理が上手で…。

おそらく、今まで正直なところだと、人による所があるのかなと。

そうですね、人による所が大きいです(笑)。
基本的にはすごくいいと思います。
美味しくて、毎日同じ料理がないので飽きがこない。

これまでも、「人によるよね」という意見が出ているので、今の会社の状況だと思います。
会社としては、お客様に提供できる水準という基準を持っているので、
それに合わせるように工夫していきます。

船内および陸上の休暇は取れていますか?

はい。休む時は休ませてもらって、
仕事をする時は仕事をさせてもらって。

陸上の休みも今の所充分かな?

そうですね、はい。

パソコンではどのような仕事をしていますか?スキルを求められますか?

そうですね、個人としては日が浅いのでそこまで分からないのですが、
最低引き継ぎ書が書けるぐらいの、ローマ字打ちの文書が書ければ。

運転時間はエクセルで時間を入力するっていう形だもんね。

数値を入れるだけなので、問題ないですね。

あとは数式を消さないようにすればいいよね。

そうですね。それはやっていくうちに覚えるのかなと。

休憩および業務終了後はどのように過ごしていますか?

業務終了後は、部屋でのんびりコーヒーを飲んでみたりですとか、
テレビを見たりですとか、家族や友人と「今なにしよるん?」と電話したり。
休暇が近ければ予定もすぐ入るので。

船内でお酒を飲む事はありますか?

僕は基本的に飲まないので。
誘われたら…。岸壁につけてる時は、飲んだりするんですけど。
基本的に出航中、航海中は殆ど飲まないです。

お酒を飲む場合、強制されることはありますか?

いや、ないですね。

下船中の休暇は主に何をしていますか?

基本的に、今実家に住んでいるので家事の手伝いをしたり、
いとこが小学生と小さいので面倒を見たりとかですね。
若干保育園状態で、僕の部屋が(笑)。

帰ってこないかと待ってるんじゃないですか?

二十代には好かれないんですけど、小さい子には好かれるので(笑)。

いやいやいや。

転職して良かったですか?

それは思うところがありますね。
デッキの事は分からないですけど、エンジンで仕事していて、すごく覚える事がいっぱいありますので。
外航仕様で船を運航しているので、「これは君の担当だから」と渡されるんですけど、
「これ大丈夫かな」と確認する責任感が出たりとか、
「こういう事もあるんだ」と自分で調べてみたりするようになったり、
いい会社に入ったなと思います。
分からないことがあっても、自分で調べて、
結論的に分からなかったんで教えてくださいと言ったら、誰も文句を言わず、
“これはこうだからこうした方がいい”と教えてくれるので。すごいエンジニアとして腕を磨けるというか…
勉強になるのでありがたいです。

前のケミカルタンカーさんから移ってこられて、どこが異なるのかな。いい点も悪い点も含めて。

そうですね。船にもよるんですけど、ワッチが終わったら電波がなかったとか。
そこは大きな違いですね。
今どきの言葉を使うと、現代っ子なので、携帯を見ると「あ、電波がない…」と思ったりとか。
出入港が少ないので、船によって違うんでしょうけど、(前は)頻繁に出入港して、デッキにも上がってみんなで仕事していたので。
ああ、こういう船もあるんだという感じで、違うなと思う点もあったり…。
海洋調査をする船というイメージで入ってきても、海洋調査の補助もあるんだなーと。

船乗りとして、こういう部分は積極的に伝えたほうがいいという点と、電波の話じゃないけれど、表現はともかく伝えておきたい点を教えてください。

個人としてこの会社でいいなと思った点は、仕事を覚えられるところですね。
仮に他の人が休みで出かけても、自分が一人でも分かっていれば対処が出来るじゃないですか。
内航船では経験できない…経験数が、トラブルが多いわけじゃないですけど、
整備作業ですとか、そのような事がいっぱいできるので、
仕事をどんどん覚えていきたい人にはいい会社だなと思います。
整備作業はメーカー指定の時間できっちりやっているので。
そういう所はすごいなと思います。
あといいところ…。基本的にみんな話しやすいという所がありますね。
「何この人、すこしおかしいんじゃないか」という人もいないですし、
基本的にみんな話せるので。
そういう所はいいなと思います。

デッキとエンジンの仲は、前の会社と比べてどうなのかな。

(前の会社では)いい人はいいんですけど、悪い人はとことん悪くて…。
見るだけで喧嘩しそうな犬猿の仲の人もいたんですけど、
この会社は日が浅いというのもあるんでしょうけど、
個人的に仲がいい・悪いはあるんでしょうけれど…。
全体的にめちゃくちゃ悪いというのも感じたことはないですし。
逆もしかりなんですけど。
関係としてはいいんじゃないのかなと。

入社して戸惑った点は?

僕の場合は小さい船ばかり乗ってて。
1万トンの大きい船から、オーシャンタグの小さい船に乗るんであれば順応しやすいという事はあるんでしょうけど、
小さい船から大きな船の場合、「なんだこれは」という事があったり、モノが分かっていても名前が分からないという事があったり、
「工具持って来い」と言われたら分かるんですけど、名前だけ聞いても分からないという事があって。
そういう所が小さい船と大きい船の違いなのかなと。
仮に自分が次に二等機関士になって、三等機関士に聞かれた際には、「これはこうだからこうしたほうがいいよ」とそういう的確なアドバイスが出来ると思うので。
今は色々経験している段階です。